木村 孝 / Kou KIMURA
https://kimurakou.com

私と写真の関わりはいつも調査のようなものからはじまります。目の前の光景の、言葉や数字にはならないものを拾い集め、その特徴・差異・類似などを観察しています。
ただそれでも、写真はいつも、それだけではない何かを纏いながら現れてきます。

タイ王国の新興工業団地とそのニュータウンにより成立している「アマタ」と呼ばれる街（行政区分上は存在しない）に興味を持ち、撮影を続けています。“Discipline- and Nature”では、光景を形成する様々なレイヤー、経過した時間などから「ありよう」の観察を続け、“Faces of Amata Nakorn, the ‘Eternal City’”では、人々と彼らの部屋に露出する「らしさ」に、この街や、現代タイの一端を見出しています。

2020年11月〜 gallery 176に運営メンバーとして在籍中

愛媛県生まれ
日本写真芸術専門学校卒業
そのとき、そこにある「らしさ」（ときには「不確かさ」）のかけらをひろい集めています。

2022年　第2回 PITCH GRANT グラント受賞
2021年　第24回写真『1_WALL』ファイナリスト ガーディアン・ガーデン
2021年 『アマタナコーンとその人々』gallery 176
2020年 『ライフ・コレクション・イン・ニュータウン』 ニコンサロン銀座・大阪
2018年　Uttarayan Art Foundation 滞在作品制作 / Uttarayan Art Center（インド）